高いバウンド時の捕球判断は?
2022年4月30日 05時05分
【質問】サードです。高いバウンドのときの判断がうまくできません。どうしたらいいですか。 (名古屋市昭和区 N君=小5)
【答え】軟式は、硬式と違って高いバウンドになることが多く、頭の上を越されたり、捕っても間に合わないことがよくあります。硬式でのゴロ捕球はグラブを地面に低くおろして両手で捕るのが基本と教えていますが、軟式には当てはまりません。
高いバウンドは、前に出るか、下がるかを一瞬のうちに判断しなければいけません。たくさんの経験で覚えていくものですが、小学生のうちは高いバウンドの時は前に出ると覚えてください。プロ野球で人工芝での高いバウンドに向かって勢いよく前に出ていくのを見たことがあると思いますが、そうしないと間に合わないからです。君の場合は、高いバウンドと思った瞬間にとにかく前に出ましょう。打球がバウンドする前か、ショートバウンドで捕ることを心がけてください。ハーフバウンドとなって捕れなくても仕方ないぐらいでいいでしょう。
三塁手は、体の正面にボールが来るようにダッシュすれば、グラブに入らなくても前に落とせばアウトにするチャンスがあります。体の横で捕ろうとしてはいけません。ダッシュして低い姿勢で捕るのは難しいのですが、膝を柔らかくして、フットワークを使ってください。途中で大きく跳ねるときはグラブを上からかぶせるようにして捕ることもできます。(慶大野球部元監督)
【水、土曜日連載】
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