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願うウクライナの平和 葵区建穂自治会が避難家族に寄付

2022年4月29日 05時05分 (4月29日 05時07分更新)
佐々木隆志会長(右)から寄付金を受け取るオレーナさん=静岡市葵区で

佐々木隆志会長(右)から寄付金を受け取るオレーナさん=静岡市葵区で

 ウクライナから静岡市へ避難してきた八〜十二歳の兄弟三人と母親のオレーナさん(38)ら家族に、同市葵区建穂自治会が募金で集めた五十五万円を手渡した。オレーナさんは「寄付をしてくれた人に心から感謝します」と謝意を述べた。 (三沢聖太郎)
 募金は同自治会が市内事業者らと連携して実施。建穂公民館(同区)をはじめ、市内七カ所に募金箱を設置し、今月二十〜二十六日に五十五万円が集まった。
 贈呈式では、自治会の佐々木隆志会長が「この地区以外からも多くの方々の募金が寄せられた。寄付金には戦争体験者や年金生活者のウクライナに対する思いが込められている。静岡市での生活のために役立ててください」と述べ、寄付金の入った封筒をオレーナさんに手渡した。
 オレーナさんは「ウクライナのことを思うと、涙が出ます。残した家族や友人に毎日電話ができるわけでもない。昨日も(ウクライナにいる)母と話したときに飛行機の音がして怖かった。一刻も早く、平和が訪れてほしい」と涙ながらに訴えた。
 出席した兄弟は「ありがとうございます」と片言の日本語で感謝した。
 佐々木会長は取材に「(五十五万円も集まったのは)ウクライナ情勢に対する社会的な関心が高いことの表れだと思う」と話した。

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