【競泳】池江璃花子、50mバタフライで優勝 「よかったぁ」派遣標準上回りアジア大会個人代表入り確実
2022年4月28日 20時05分
競泳のアジア大会(9月・中国、杭州)代表選考会を兼ねた日本選手権が28日、横浜市の横浜国際プールで始まった。女子50メートルバタフライは東京五輪代表の池江璃花子(21)=ルネサンス=が派遣標準記録を上回る25秒49で優勝し、アジア大会個人代表入りを確実にした。
◇
焦る気持ちを抑えて、自分の泳ぎに集中した。池江は派遣標準記録を上回る25秒49で優勝。電光掲示板に表示されたタイムを見た瞬間に「よかったぁ」と思わず口にした。
3月の選考会では派遣標準記録に届かず、世界選手権代表入りを逃した。「前回はとにかくタイムを狙いたい一心でした。それがよくなかった」。選考会後からはなかなか気持ちが切り替えられず、「日本選手権まで2、3カ月あったぐらい長く感じて…」。少しずつ前を向き、記録よりもただ白星を狙おうと心に決めた。
アジア大会は6冠を達成した2018年(ジャカルタ)以来、4年ぶり。「個人代表に入るのが今年の目標だった。結果を出すために頑張りたい」。池江が着実に前に進んでいる。
おすすめ情報
-
【写真】池江璃花子、お気に入りのスニーカーとの「#キモ撮り」
2022年5月31日