1打席当たり4.6球はリーグ3位…鈴木誠也の『粘り』に「みんな、ありがたがっているよ」と同僚感謝
2022年4月28日 14時46分
◇27日(日本時間28日)MLB ブレーブス3―6カブス(アトランタ)
カブスの鈴木誠也外野手(27)は「2番・右翼」で4打数2安打、1打点、1得点、2三振。3試合ぶり今季4度目のマルチ安打をマークした。チームは直近8試合で2勝目を挙げ、今季8勝10敗。
打席での驚異的な粘りに注目したのは、試合を中継した地元放送局マーキーSNだ。左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打を放った第2打席は、2球で追い込まれながら10球目を仕留めた。他も2打席で8球粘るなど、5打席で相手投手が費やした球数は36にも上った。
今季の鈴木は相手投手に1打席当たり4・6球を投げさせているが、これは規定打席到達組でナ・リーグ3位。ちなみに、同1位は筒香嘉智(パイレーツ)で4・78球、同2位はシュワバー(フィリーズ)で4・62球となっている。
この日、延長10回に3号2ランを放ったウィズダムは、試合後の同放送局のインタビューで誠也やハップがたくさん球数を投げさせているアプローチについて言及。「打線の全員にとって大きい。投手がどんな球を投げているのかを見られるし、どの球種が来ているのか、もしくは来ていないのかも分かる。みんな、ありがたがっているよ。きょうは全員が打線の後ろにバトンを渡せて勝利をつかめた。ハッピーだね」と感謝した。(写真はAP)
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