長谷川健太監督「遠藤保仁は当然、危険な選手」かつての戦友に警戒感【名古屋グランパス】
2022年4月27日 18時03分
サッカーJ1の名古屋グランパスは28日、磐田戦に臨む。3年ぶりの東海ダービーで、長谷川健太監督(56)は、かつてともに栄冠を味わったMF遠藤保仁(42)を警戒した。27日は、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開で練習した。
日本の心臓とも称されたボランチは、42歳にしていまだ脅威だ。今季は全試合に出場する遠藤。長谷川監督がG大阪を率いた5年間で、J2優勝を含めて5冠を荒稼ぎした原動力の1人だ。
「彼がいなかったらタイトルを取れなかった」と改めて振り返った指揮官。磐田は今季、2019年以来のJ1復帰。「遠藤がいなければ磐田はJ1に上がることができなかったと思う」とかつての”戦友”に最大限の敬意を払った。
加齢は避けられないが、らしさは失っていない。3月5日の京都戦では、ロングボールから得点を演出。同19日の浦和戦ではCKでアシストを記録している。「年齢とともにプレーは変わるが、変わらない部分もある。監督が替わった中でも中心メンバーでプレーしているので、当然、危険な選手の1人」と評した。
グランパスは、13日のルヴァン杯広島戦(豊田スタジアム)から3バックへの変更に踏み切り、公式戦は直近3戦連続無失点。昨季からの課題だったセットプレーからの失点も抑えられている。
長谷川監督は「ここ数試合(失点が)0だから大丈夫だというわけではない。引き続き集中力を切らさずに対応しなければならない」と、強みへと変えるべく、気を引き締める。手応えと課題が相半ばする試合が続いている。「結果内容が問われる試合になる。手応えを本当の意味での自信に変えられるような試合にしたい」。上昇気流に乗り切る。
【あわせて読みたい】
◆森下、絶妙動き出しでの先制点アシストに手応えも「負けたことがショック」
◆相馬勇紀がパパに 第1子は男児「父として選手として、より一層成長」
◆遠藤保仁が磐田デビュー フル出場も得点ならず引き分け「自信取り戻すには勝利が…」
◆森下、絶妙動き出しでの先制点アシストに手応えも「負けたことがショック」
◆相馬勇紀がパパに 第1子は男児「父として選手として、より一層成長」
◆遠藤保仁が磐田デビュー フル出場も得点ならず引き分け「自信取り戻すには勝利が…」
関連キーワード
おすすめ情報