ディープボンド騎乗の和田竜二に聞く「どのような展開にも対応できる…馬の力を出し切れば結果は出る」【天皇賞・春】
2022年4月27日 16時38分
◇第165回天皇賞・春(5月1日・G1・阪神・芝3200メートル)
阪神大賞典の連覇を決めて、悲願のG1初制覇を狙うディープボンドは、和田竜がまたがって栗東CWで最終追い切り。開門直後、1番最初に馬場入りして、まっさらなチップをけり上げた。1週前に併せ馬でしっかりと負荷を掛けていて、単走軽めのメニューだったが、6F81秒4―36秒8―11秒5と好タイムをマーク。ノーステッキだったが、追われてからグッと首を下げて、ダイナミックなフォームで駆け抜けた。馬体に張りがあって、状態はピークと言っていい。追い切り後、和田竜に話を聞いた。
―追い切りの感触はどうでしたか
「気持ち良く走っていました。いつも通り、余裕のある動き。折り合いを心配する馬でもないですし、乗っていても気持ち良かった。時計もまとめているし、本当に順調です。いい状態で出せると思います」
―前走の阪神大賞典を振り返って
「いい状態で帰ってきましたし、追い切りもすごく動いていた。去年と違って馬場が硬かったが、走りが進化していたので、速い上がりにも対応してくれた。いい内容だったと思います」
―昨年は2着
「去年は初めて走るコース。ちょっとタフな競馬をさせてしまった。その中であれだけ頑張れたのは自信になった。2回目なので、去年の悔しいレースを踏まえて、もっと馬が気持ち良く走れるレースをしたい」
―昨年の時と比べてどうですか
「去年のこの時期は、まだスタミナ勝負でないと厳しかった。1年で成長して、切れが出ている。走法自体が沈むような走りになってきていますし、改めて武器が増えましたね。どのような展開にも対応できると思います」
―課題はあるか
「今から求めることも何もないです。体調だけ整っていれば、結果はついてくると思っている」
―最後に意気込みを
「馬の力を出し切れば結果は出ると思うので、しっかりと誘導したい。G1ホースにふさわしい馬だと思っていますし、何とかタイトルがほしいです」
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