FWレアンドロが2カ月ぶり戦列復帰 「重たいけがからやっと戻ってこられた」【FC東京】
2022年4月26日 19時01分
FC東京のFWレアンドロ(28)が“魔法の右足”で再び国立を沸かせる。レアンドロは2月末の練習中に右ふくらはぎを負傷して戦線を離脱し、今月21日からチームの全体練習に合流していた。早ければ29日のJ1G大阪戦(国立)が復帰戦となる。
8年ぶりのJ1国立開催に合わせるかのように帰ってきた。レアンドロは「チームの練習に合流できてうれしいよ。重たいけがからやっと戻ってこられたからね。トレーナーの中村さんが、自分のケアを必死にやってくれたんだ。合流して最初に迎えるのが国立のゲームなのでうれしいよ」と口にした。
2020年度のルヴァン杯決勝も7年ぶりの国立開催だった。その舞台で躍動したのが、レアンドロだった。鮮やかな個人技で柏守備陣を切り裂き、精度の高い右足シュートで先制点を挙げてクラブ11年ぶりの優勝に貢献。さらに、MVPも受賞した。
約2カ月に及んだリハビリ期間中は「プレーできないことの悔しさを感じていた」と言う。だが「チームが勝てるように、このリハビリ期間はやれるだけのことをやってきたよ」と胸を張った。
リーグ戦はここ3試合スコアレスドローが続いている。報道陣から「ゴールを期待してもいいですか?」と聞かれると「試合に出られるかどうかは分からない。でも、出場したら頑張ってみるよ」と笑顔で応えた。帰って来た魔術師が、縁起のいい舞台で青赤に4試合ぶりの勝利を呼び込む。
◇ ◇
アルベル監督もレアンドロの復帰を歓迎した。25日の公開練習後に取材対応した指揮官は「もう少しで彼のプレーが見られると思う」と口にし、こう続けた。
「戦線離脱が長かったのでコンディションと試合勘を取り戻す必要がある。ただ、開幕戦ですでに彼はいいプレーをしていた。サイドでも中央でも両方のゾーンで高いクオリティーを発揮してくれる。その貢献はチームにとって大きい」
攻撃で違いを生み出すレアンドロの復帰により、決定力アップの期待も高まる。
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