森下龍矢「きりがないくらい思い出」 ユース時代過ごした磐田との初対戦へ燃える【J1名古屋】
2022年4月26日 17時37分
名古屋は26日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。DF森下龍矢(25)は、23日のルヴァン杯・清水戦(アイスタ)でウイングバック(WB)のポジションに入って躍動。ユース時代に所属した磐田への凱旋(がいせん)を前に、攻守で得た手応えと意気込みを語った。名古屋は28日のJ1第10節で磐田と敵地で対戦する。
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森下はこれまで主にサイドバックやサイドハーフを主戦場にプレーしてきたが、3バックシステム独特のポジションであるWBに抜群の適性を発揮し、清水戦では、後半20分すぎに速攻からのクロスでPKを獲得。その他にも再三好機を演出し、好調ぶりをアピールした。
しかし、森下はポジション変更だけが活躍の理由ではないという。「関係なくはないと思うけど、どこで出ても共通して自信を持てるものが磨き上げられてきた」。一番の理由は日々の積み重ねで少しずつ得た自信だ。
ちょうど1年前の2021年4月。名古屋移籍後なかなか出場機会をつかめなかった時期だった。「去年の今を切り取って今と比べたら、どしっとプレーできるようになったのが一番かなと思う」。持ち前の積極性に加わったのはプロらしい落ち着きと責任感。吉田豊ら実力者がそろうサイドバック陣が、森下の成長を後押しした。
磐田の下部組織出身ながら、明大を経て鳥栖でプロとしてのキャリアをスタートさせた20年以降は磐田がJ2にいたため初めての対戦となる。「思い出したらきりがないくらい思い出がある。昔はサックスブルー(磐田)のためにプレーしていたけど、今は(名古屋)グランパスが大好き。グランパスのために全力を尽くしたい」。赤い誇りを胸に、かつて憧れたヤマハスタジアムのサイドを支配する。
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