あの民具GW一般公開 昨秋「スズ・シアター・ミュージアム」
2022年4月26日 05時05分 (4月26日 10時09分更新)
昨秋に珠洲市で開催された「奥能登国際芸術祭2020+(プラス)」で目玉企画となった「スズ・シアター・ミュージアム」(大谷町)が、五月三〜五日に一般公開される。
ミュージアムでは、市民から寄せられた民具を展示。古い農具や漁具、家具など約三百点が並び、芸術祭の開催期間中は計二万一千八百八十五人が訪れた。芸術祭閉幕後は団体ツアーに限って公開している。市芸術祭推進室によると、団体ツアーは三月末までに十二回実施され、計百四十人が訪れた。
大型連休に合わせて一般公開する事で、市が検討している春−秋の毎週末の開館に向け、受け入れ態勢を確認する。同室の担当者は「会期中見られなかった地元の方や、連休で帰省した方にも見てほしい」と来場に期待。「連休に実際に開けてみる事で、毎週末の開館に向けても課題があれば改善していきたい」と話した。
開館は午前十時〜午後三時で、料金は一般八百円、大学生六百円、小中高生四百円。小学生未満は無料。(上井啓太郎)
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