【広島】今季2度目の逆転サヨナラ勝ち 佐々岡監督「最後の最後まで粘り強く」マツダの声援が力
2022年4月24日 20時16分
◇24日 広島5x―4DeNA(延長10回、マツダスタジアム)
好相性は相手の守護神さえのみ込んだ。延長10回裏、広島がDeNAの三嶋を攻めて今季2度目の逆転サヨナラ勝ち。佐々岡監督は「最後だけじゃなく、本当に今年はずっとチームとして(粘る)。あそこ(10回表)で1点勝ち越されましたけど、最後の最後まで粘り強く、ファンの声援の後押しで勝ったと思います」と振り返った。
後押しは相性からも受けた。これで今季DeNA戦は6戦全勝。序盤に先制2ランを打たれ、延長10回には4番に勝ち越し弾を浴びるという、典型的な負けの流れ。最後は満を持してクローザーを送り込まれた。
それでも負けの記憶がないカードだ。マツダスタジアムの真っ赤な客席からは熱い声援。攻撃陣は選球眼で三嶋に圧をかけた。全打席出塁となった先頭・西川が「最後の四球はよかったですね。もう出塁することだけ」とストレート四球で歩く。マクブルームも連続四球。坂倉の同点打の後、会沢も四球で満塁。最後は1死満塁から小園が犠飛を打ち上げた。
「投手も打者も細かいミス、今日はいろんなミスは出ましたけど、勝って、またしっかりとそこは反省して次につなげたいとは思います」
こう言ってかぶとの緒を締めた佐々岡監督。ミスが出ても負けないDeNA戦。このカードの勝ち越し数がそのままの貯金6となった。
【あわせて読みたい】
◆巨人まさかの大逆転負け連勝6でストップ 原監督「ちょっと立ち直らなかったね」
【ロッテ】「朗希を勝たせることができてよかった」高部が2安打3打点の活躍
【楽天】石井監督、先発・滝中にぼやき 中継ぎにも「1点でも少なく」
◆巨人まさかの大逆転負け連勝6でストップ 原監督「ちょっと立ち直らなかったね」
【ロッテ】「朗希を勝たせることができてよかった」高部が2安打3打点の活躍
【楽天】石井監督、先発・滝中にぼやき 中継ぎにも「1点でも少なく」
おすすめ情報
-
秋山翔吾と広島をつないだ糸 争奪戦を制した縁は2015年に始まっていた
2022年6月27日
-
広島、大リーグ自由契約の秋山翔吾を獲得 攻撃力強化&若手の指導に期待、複数年契約か
2022年6月27日