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3年目桂川有人がツアー初V 公約通り新日本プロレス・内藤哲也ポーズ決めた!【男子ゴルフ】

2022年4月24日 17時08分

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公約通り、グリーン上で内藤哲也ポーズを披露した桂川

公約通り、グリーン上で内藤哲也ポーズを披露した桂川

◇24日 男子ゴルフ ISPSハンダ欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!最終日(茨城県小美玉市、PGM石岡GC)
 プロ3年目の桂川有人(23)=国際スポーツ振興協会=がツアー初優勝を成し遂げた。最終ラウンドは7バーディー、1ボギーの65。通算24アンダーまで伸ばし、1打差で逃げ切った。最終組で一緒に回ったジュニア時代からのライバル、大西魁斗(23)=ZOZO=は後半に乱れて通算21アンダーの4位に終わったが、トップ10に入ったことで、念願だった次週の中日クラウンズの出場権を得た。
   ◇   ◇
 桂川が公約だった新日本プロレス・内藤哲也の決めポーズを披露した。18番で最後のパーパットを沈め、キャディーらと抱き合った後、おもむろに右手を天に突き上げ、左手で目を大きく見開いた。前日は「やれたらやります」と思案気味だったが「地味に終わるのもあれかな、と思って」と、勢いのまま、少し照れながらやってのけた。
 勝負どころは17番パー3だった。16番で突然怖さを感じて1メートルを3パットし、ボギーをたたいた直後だった。実質155ヤード、ピンは左端で、フェード打ちの桂川には難しい位置。だが「もう行くしかない」と、8番アイアンを振り抜いた。ボールは1・5メートルにつき、すぐに取り返した。
 同じ愛知県出身でジュニア時代から仲のいい大西との最終組は、競い合うというよりも、高め合う雰囲気だった。9番。大西が2打目を2・5メートルにつければ、桂川が先に10メートルを入れた。大西もバーディーパットを沈めると、桂川は小さく拍手した。その光景を見て、ギャラリーもいっそう大きな拍手を送った。23歳の闘いは、見る者を引き付けた。同じ23歳には、金谷拓実(ヨギボー)らもいる。男子ゴルフにも黄金世代が誕生した。
 正統派として売り出されたものの伸び悩んだ内藤は、メキシコ遠征後にヒールに転向し、主役の座をつかんだ。桂川も高校を卒業後、単身フィリピンに渡って力を磨いた。「内藤選手はファンを魅了させる。かっこいい。勇気をもらえる」。そう語る桂川にも、子供のギャラリーが囲んだ。癒やし系でいつも笑顔の桂川は内藤とキャラは違うが、見る者の心をつかむところは同じ。男子ゴルフ界にも新しいヒーローが生まれた。
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 ▼桂川有人(かつらがわ・ゆうと) 1998年10月9日生まれ、愛知県清須市出身の23歳。167センチ、70キロ。クラブチャンピオンだった祖父の指導で4歳からゴルフを始める。西枇杷島中卒業後、通信制のルネサンス豊田高で学びながら、単身フィリピンへゴルフ留学。帰国後は日大に進み、2018年中部アマ、日本学生などを制覇し、ナショナルチーム入り。20年プロ転向。昨季の下部ツアーで賞金ランク3位になり、今季のレギュラーツアー出場資格を獲得。開幕戦のシンガポールOPで2位に入って7月の全英OP出場を決めた。国内初戦の東建ホームメイトカップも2位だった。
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 ▼内藤哲也(ないとう・てつや) 1982年6月22日生まれ、東京都足立区出身の39歳。180センチ、102キロ。高校までは野球とサッカーをやっていたが、卒業後にトレーニングを積んで新日本プロレス入門。2015年、メキシコ遠征中に現地のヒール集団「ロスインゴベルナブレス」に加わり、帰国後に大ブレーク。IGWPヘビー級、同インターコンチネンタル王座など獲得。プロレス大賞のMVPに3度選ばれた。得意技はデスティーノ。

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