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3回接種者限定「ふく割」 来月下旬から 

2022年4月23日 05時05分 (4月23日 10時42分更新)

買い物3000円で1000円引き 

 県は五月下旬から六月上中旬、消費喚起策の電子クーポン「ふく割」に、新型コロナウイルスワクチンの三回目接種者限定として、通常より割引率の高い「ふく割プレミアム」を追加する。県内への旅行を促す「ふくいdeお得キャンペーン」は、五月末まで延長する一方、五月九日以降は県民の利用条件をワクチン二回接種から三回接種とし、ハードルを上げる。経済活動の活性化と並行してワクチンの接種を強く促す。(浅井貴司)
 ふく割プレミアムは全業種対象と、小規模店対象の二種類。通常の全業種対象クーポンは五千円の買い物時に千円割引となるが、プレミアムでは三千円の買い物で千円割り引かれる。通常二千五百円の買い物で五百円割引となる「しょうきぼ割」は、プレミアムでは千五百円で五百円引き。
 プレミアムクーポンは、ショッピングセンターや商工会、商工会議所の窓口で三回目接種の証明書を提示して取得する。接種ができない場合は、陰性証明書を提示する。窓口の開設場所は調整中。現行のクーポンの有効期間は取得翌日までだが、プレミアムは日数に余裕を持たせる予定。
 ふくいdeお得キャンペーンは、当初の今月二十八日までの予定を延長する。引き続き、新潟、長野、富山、石川の四県から福井県内への宿泊旅行も対象となる。日帰り旅行も北陸三県内で相互に割引対象とする方向で調整している。ただし、大型連休の二十九日〜五月八日はキャンペーンを停止する。
 杉本知事は、ふく割プレミアム発行の狙いについて、昨年十月までに二回目のワクチン接種がおおむね終わっているとして「六カ月経過した五月は、接種の意志があれば三回目を打てる環境になる。接種に協力いただいた方にメリットが少し出るようにした」と説明した。
 福井市の県営集団接種会場「エルパプラス」では、四月二十九〜五月末までの金曜と第一、第三土曜の夜間接種で、百人分の接種枠に加えて新たに二十、三十代向けの接種枠を五十人分増やし、予約なしでも接種可能とする。

BA・2感染前週比2倍 新型コロナ県内置き換わり進む 新規248人



 県は二十二日、県内で新たに二百四十八人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が二百人を超えるのは三日連続。オミクロン株の派生型で、より感染力が強いとされる「BA・2」への置き換わりが進んでおり、感染した人の割合が前週の二倍近くに増えた。
 四月六〜十二日に六十人を解析した結果、41・7%となる二十五人がBA・2の陽性が確認された。前週(三月三十日〜四月五日)は七十五人を解析し、BA・2の陽性は24・0%だった。県健康福祉部の宮下裕文副部長は「置き換わりとしては、速いスピードで進んでいる」と話した。
 新規感染者は九十五系統に分かれ、うち新規は二十六系統だった。新たにクラスター(感染者集団)が確認されたのは一カ所で、小浜市の障害者施設「第二やすらぎの郷」で、入所者四人と職員二人の感染が分かった。
 北陸高校(福井市)では生徒十一人と職員一人、福井大文京キャンパス(同)では学生五人の感染が判明した。公務員関係では県職員二人、南越消防組合一人、高浜町一人が感染し、教職員三人の感染も判明した。市町別では福井市八十五人、敦賀市三十五人、鯖江市三十一人、越前市二十九人、坂井市二十人、勝山市七人、小浜市六人、おおい町四人、若狭町、越前町各三人、あわら市、高浜町各二人、大野市、南越前町、池田町各一人、非公表十八人。 (中場賢一)

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