ロボット審判、どこまで? 米大リーグ傘下3Aで今季導入
2022年4月22日 05時05分 (4月22日 05時05分更新)
米大リーグ傘下の3Aで、今季から「ロボット審判」がストライク、ボールの判定を務めている。3Aといえば、大リーグ一歩手前のレベル。近い将来、メジャーでロボットが判定を下す日が来るかもしれない。日本のプロ野球や他のスポーツでも機械による判定は進むが、今後も進出を続けるのか。 (宮畑譲)
米メディア「ジョムボーイ・メディア」がツイッターに投稿した3Aの試合動画が物議を醸している。
投手が投げた球は外側に構える捕手とは真逆の左打者の内角へ。捕手は手を伸ばして何とか捕球、打者は腰を引いてよけた。しかし、ロボット審判の判定は「ストライク」。三振、スリーアウトとなったが、選手たちはみな困惑気味だ。
これに対し、「捕手もキャッチング技術が向上しない。野球がますますつまらなくなる」「ストライクゾーンに入っているならストライクでオッケーでしょ」などと賛否両論が起きた。
ロボット審判といっても人間型ロボットではなく、その「目」は本塁後方に設置された弾道測定器。軍事技術を応用したもので、事前に各打者の身長などを入力し、ストライクかどうかを判定するシステムだ。無線イヤホンでその結果を聞いた球審がコールする。米...
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