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詐欺防げ ATM「看板作戦」 大野署 被害確認、即座に手口掲載 

2022年4月21日 05時05分 (4月21日 10時04分更新)
ATMを使った詐欺被害防止を呼び掛ける看板を手作りする署員ら=大野署で

ATMを使った詐欺被害防止を呼び掛ける看板を手作りする署員ら=大野署で

利用者に注意喚起

 還付金詐欺などATMを使った詐欺被害を防止しようと大野署は十九日、手作りの看板を無人のATMコーナーに設置する活動を始めた。大野市内で詐欺に関する電話や被害を確認したらすぐに、手口などをまとめたポスターを設置し、利用者に注意喚起を図る。 (山内道朗)
 市内では十三日に、「大野市役所職員」を名乗る男から五十代女性の自宅に架空の還付金手続きの電話があり、ATMから百万円近くをだまし取られる事件が発生。署内で対策を検討した結果、手口を記した看板を設置し、犯人にだまされてATMコーナーを訪れた人に気付いてもらう「看板作戦」に乗り出した。電話や被害があった時だけ設置することで、緊急性を告げる効果を高める。
 この日は、署員八人が木材を加工して高さ百二十センチ、幅三十センチの看板を製作し、ショッピングモールヴィオのATMコーナーなどに設置した。ポスターは十三日の事件に触れ、市役所や金融機関からお金に関する電話があったら詐欺を疑うことを呼び掛け、犯人の文言も記した。
 署によると看板づくりは今後も進め、市内十九カ所に二十一個を設置する予定。十良修平刑事生活安全課長は「市役所や金融機関が還付金手続きをATMですることはない。そういう電話があったら詐欺と思ってほしい」と話す。看板を素早く設置するため、電話があったら即、署への情報提供も呼び掛けている。

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