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カラスの巣撤去 AIが一役  北電送配電 電柱の監視を効率化

2022年4月20日 05時05分 (4月20日 12時14分更新)
高所作業車で、電柱に作られたカラスの巣を撤去する社員=いずれも19日、永平寺町松岡湯谷で

高所作業車で、電柱に作られたカラスの巣を撤去する社員=いずれも19日、永平寺町松岡湯谷で

  • 高所作業車で、電柱に作られたカラスの巣を撤去する社員=いずれも19日、永平寺町松岡湯谷で
  • 車載カメラとAIを活用して巣を検知するシステムを導入した車両。業務の効率化を図る
 北陸電力送配電福井支社(古田勝支社長)は、カラスの営巣時期に合わせて、電柱に作られた巣の撤去活動を行っている。十九日は永平寺町松岡湯谷で撤去活動を公開するとともに、今季から導入した人工知能(AI)を活用した新システムを披露した。目視などによる活動に加えて、業務効率化を図っていく。 (平林靖博)
 同支社では営巣時期の二〜五月に対策を実施していて、停電の危険性がある場合に撤去や監視などを行う。この日は社員二人が高所作業車に乗って、高さ十四メートルの電柱に作られたカラスの巣を手作業で撤去した。
 これら巣の発見に向けて同社は今季から、目視による確認に加えてAIを活用したシステムを導入した。車載カメラ付きの車両で走行し、電柱を撮影。車内の機器で、AIによって巣を自動検知する。停車して目視するなどの労務を減らすのが目的。
 同支社供給エリア(敦賀市以北)ではこのシステムの搭載車両が三台あり、一日三千基の電柱を調査できる。北陸三県がエリアとなる北陸電力送配電全体では、シーズン延べ六千人があたっていた活動を、三千人に削減できると見込む。同支社福井配電部保守課長の山田和之さんは「労務量を効率化し、今季の実績を検証しながら今後も活用していきたい」としている。
 北陸電力送配電では、巣発見時の連絡を呼び掛けている。(問)ネットワークサービスセンター=(0120)837119

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