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【スーパーGT】GT500はルーキー大嶋/山下組が開幕戦連覇 ヒヤヒヤ2位と1.798秒差

2022年4月18日 10時00分

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表彰台でトロフィーを掲げるルーキーの山下健太(左)と大嶋和也=岡山国際サーキットで

表彰台でトロフィーを掲げるルーキーの山下健太(左)と大嶋和也=岡山国際サーキットで

開幕戦▽決勝▽17日▽岡山国際サーキット
 GT500クラスはルーキーの大嶋和也(34)/山下健太(26)組(トヨタGRスープラ)がポールtoウインを飾り、昨年に続いて開幕戦を連覇した。一時は2番手に17秒以上の大差を築きながら、後半は度重なる不運などで“貯金”を使い果たす厳しい展開となり、2人は改めて気を引き締めた。
◇  ◇  ◇
 昨年に続き開幕戦を制したルーキー。だが、クルマを降りた山下の顔に笑みはない。大量リードを築いた大嶋からバトンを託されたが、ゴールした時には2位とわずか1.798秒差。度重なる不運に見舞われ、悔しさをにじませた。
 「全然うれしくない。大嶋先輩が17秒も差をつけてくれたので、もっと広げようと思ったのに。300との巡り合わせが悪かった」。2度も目前で周回遅れのGT300車両がアクシデントを起こし、残り3周だった2度目は避けきれず、軽く接触まで喫した。そのため10秒近くあった後続との差も一気に吐き出し、ヒヤヒヤのゴールだった。
 とはいえ、そんな不運に遭遇しながら、しっかりと勝ち抜いた。大嶋は「チームはかなり成長し、良い結果を残せるだろうと思っていたが、ここまで(良い)とは思っていなかった」と、この勝利を高く評価する。現体制で2年目を迎え、スタッフの対応能力が高まったことを実感した。実はスタート前に、慌ただしくクルマの調整に取り組んでいた。大嶋は「温度が上がると性能を発揮しにくいタイヤを選んでいたので、それに合わせて微調整。それが決まった」と振り返る。チームの的確な判断が、前半の独走を呼び込んだ。
 昨季も開幕戦を制し、ウエートを積んだ第2戦も2位に食い込む最高のスタートダッシュを決めた。だが、その後は4戦連続で無得点が続き、ランキング5位。今年はその反省から、シーズンオフにチーム体制の強化を図り、早くも開幕戦で抜群の対応能力を見せて結果を残した。
 次戦はゴールデンウイークの5月4日に開かれる450キロの長丁場。通常よりレース距離が150キロも長く、今年から戦略の幅が広がる規則に変更された。大嶋は「僕らにはチャンスが増えると思う。今回の反省点をしっかり改善し、2連勝したい」。シーズン半ばで失速した昨季の悔しさは2度と味わいたくない。雪辱のチャンピオン奪取を目指し、まずは2連勝に挑む。

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