【福井】福井大、赤十字病院でクラスター拡大
2022年4月17日 05時00分 (4月17日 08時15分更新)
県は十六日、二百二十五人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生している福井大松岡キャンパスで新たに六人、福井赤十字病院で七人と感染が拡大した。新規感染者が二百人を超えるのは五日連続となった。
県によると、二百二十五人は十歳未満から九十代で、軽症か無症状。感染経路は八十一系統に分類され、新規二十三系統のうち、県外由来が十四系統だった。県の担当者は「年度替わりの移動に伴う感染は落ち着いてきたが、家庭や会社を通じて広がっている」と説明し、ワクチン接種を含め対策の徹底を求めた。
福井大松岡キャンパスは医学部生の六人。自宅で飲食や会話の機会があり、一連の感染は計二十九人となった。福井赤十字病院の七人は職員二人と患者五人。累計は二十三人で、いずれも同じ病棟という。
この日の感染者のうち、学生は五十人で、内訳は小学生二十五人、中学生八人、高校生六人、大学生ら十一人。未就学児は二十九人だった。公務員関係では、県職員一人、福井市職員三人、大野市職員二人、越前市職員と福井市消防局職員が各一人、教職員四人の計十二人。
市町別は福井市百四人、坂井市二十九人、越前市二十...
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