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飯田のよこね田んぼで「あぜ塗り」 昨年の新米で造った純米酒も発売

2022年4月17日 05時05分 (4月17日 08時23分更新)
 農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれている飯田市千代のよこね田んぼで十六日、水田の土手を固めて水持ちを良くするあぜ塗りがあった。管理する保全委員会やNPO法人里山べーすのメンバーのほか、市内外の希望者も手伝って五月の田植えに向けて準備した。

水田の土手を泥で塗り固める参加者たち=飯田市千代のよこね田んぼで

 オーナー制度の登録者ら四十人が参加。委員らに教わり、四十枚ほどの水田で作業した。備中ぐわを使って水中で練った泥を土手に塗りつけ、平らなくわなどで押し固めていった。
 高森町高森南小三年の佐藤匠君(8つ)は「泥遊びみたいで楽しい。おいしいお米が育つのが楽しみ」と声を弾ませた。
 よこね田んぼは二月、新たに農水省の「つなぐ棚田遺産」にも選出。里山べーすの吉沢富夫理事長(67)は「この美しい自然を残さねばという責任感が増した。今年もいよいよ米作りの季節。地域の人たちと協力して、いい米と景観をつくっていきたい」と話した。
 里山べーすはこの日、昨年の新米で造った純米酒「よこね」も発売。市内の喜久水酒造が醸造して三年目で、野田充夫副理事長(72)は「まろやかでコクのある味に仕上がった。よこね田んぼの景色を思いながら飲んでほしい」とPRした。

よこね田んぼの米で造った純米酒「よこね」=飯田市千代のよこね田んぼで

 七百二十ミリリット...

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