プロ注目スラッガー、中京大・沢井が2打席連続アーチ!コロナ陽性で開幕週欠場…ぶっつけ本番でパワー見せつけた【愛知大学野球】
2022年4月16日 16時23分
◇16日 愛知大学野球1部春季リーグ第2週第1日 愛工大5―3中京大(パロマ瑞穂)
中京大のプロ注目スラッガー・沢井廉外野手(4年・中京大中京)が、今季初打席から2打席連続本塁打を放った。リーグ開幕週は新型コロナウイルスの陽性判定を受け欠場したが、影響を感じさせない打撃をみせた。
まずは1回2死走者なしで迎えた第1打席。愛工大の最速153キロ右腕・中村の初球を振り切ると、バックスクリーンを直撃する同点ソロを放った。さらに、3回の第2打席ではフルカウントから変化球をうまくさばいて、右越えソロで2打席連続本塁打。ど派手な今季初戦に「1本が出るまでが勝負。いい入りができたんじゃないかなと思う」と納得の表情をみせた。
新型コロナウイルス感染隔離期間中は寮の部屋で体調を確認しながら重さ10キロのマイダンベルを使って筋トレ。YouTubeのライブ配信でリーグ戦を見て、「自分ならこう打つ」とイメージトレーニングもしてきた。
15日に練習復帰。ぶっつけ本番での今季初戦となったが、「きょうまで悔しい気持ちをため込んでいた。球場に入る時はわくわくして、いい緊張で試合に臨めた」と野球ができる喜びをあらためて感じた。身長180センチ、体重100キロの和製大砲候補に、広島の松本スカウトは「スケールが大きくて、ホームランが魅力。全国的にも大学生の打者でトップクラス」と高く評価する。
この日は2本塁打を放ちながら、チームは今季2敗目を喫した。「あしたはあしたなので引きずるつもりはない。このペースを落とさずにどんどん打っていきたい」と沢井。豪快なアーチが積み重なれば、プロの評価もさらに上がっていく。
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