日本野鳥の会 静岡支部 観察を通し季節実感

2018年9月20日 02時00分 (5月27日 05時31分更新)

双眼鏡などで野鳥を観察する会員

 美しいひすい色で翼や羽を覆ったカワセミや親子で歩く愛らしいカルガモ…。県内には四百種類もの野鳥が生息している。
 街中で見られる種はもちろん、季節の変化を告げる渡り鳥など多種多様。観察や写真撮影、楽しみ方はそれぞれだが、鳥ファンがこぞって入会するのが「日本野鳥の会」だ。
 「どの季節、どんな鳥が、どこに行けば見られるのか。情報交換が大事なんですよ」と、鳥に魅了され半世紀の「日本野鳥の会 静岡支部」の増田章二支部長(64)が語る。
 全国各地に展開している日本野鳥の会だが、県内には地域ごとに六つの支部がある。静岡支部は静岡、焼津、藤枝、島田各市を中心に四百人ほどが所属している。
 毎月第三土曜日は藤枝市若王子の蓮華寺池公園、第四日曜日は静岡市葵区の麻機(あさばた)遊水地で観察会を実施。会員は双眼鏡やカメラを片手に、自然の中から野鳥を探して観察する。
 「年間を通じて観察して分かることもある。蓮華寺池公園に行くと、カルガモが六月に卵を産んで、七月には生まれて親子で歩いてる。かわいいですよ」と増田支部長。
 静岡支部は、野鳥への関心を高めようと、年間千円で活動に参加できる「お試し期間」を実施。静岡市葵区の戸田書店静岡本店では十一月下旬まで写真展を開き、会員らが撮影した鳥の写真二十六枚を展示している。
 「今の若い人は生き物にあまり関心がないように感じる。自然や鳥を好きになって、守りたいと思える人を増やしたい」と増田支部長は話した。 
(牧野新)

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