あけぼの静岡(静岡市葵区) 乳がん検診呼び掛け

2018年9月6日 02時00分 (5月27日 05時31分更新)

会員がピンクの服を着て乳がん検診について呼び掛けた今年の「母の日キャンペーン」=静岡市葵区で(提供写真)

 毎年五月の母の日、静岡市葵区の青葉イベント広場にピンクの服を着た会員が集う。道行く人に乳がん検診を勧めるパンフレットを配ったり、実際に検診車の中で検診体験をしてもらったり。活動の一つ、「母の日キャンペーン」だ。
 会員は、静岡市を中心に県内の四十~八十代の女性約九十人。全員が乳がん経験者で、交流しながらお互いに希望を持ち、支え合うことを目的とする。四十年前に東京都で設立された「あけぼの会」を母体とし、あけぼの静岡は今年で設立二十二年目を迎えた。
 月に一回、会員らが自分の経験や悩みを共有する「あけぼのハウス」を開催する。星野希代絵代表(62)は「乳がんは手術後から抗がん剤治療が始まり、終わりが見えない。同じ仲間と話すことで目標を持って頑張れる」と語る。闘病する中での服選びなど、仲間から学ぶことも目的の一つだ。
 健康フェアで検診によるがんの早期発見を訴え掛けたり、病院で患者向けの相談会を開いたりもする。活動を通し、最近は芸能人の闘病告白などもあり、社会の乳がんへの関心が高まっていると星野さんは感じている。
 乳がんは、自分で触る自己検診から見つかることもある。「誰もが参加しやすく興味を持ってくれるような活動をし、自分で自分の体は守れるとみんなに伝えたい」 (問)同会=054(248)1690
(福島未来)

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