子育て支援サークル「踊る!弾む!母部」(島田市) 体を動かし産後ケア

2019年10月3日 02時00分 (5月27日 05時31分更新)

バランスボールを使ったエクササイズで体を動かすお母さんたち=島田市野田で

 「産後が肉体的にも精神的にもつらい」。そんな悩みを抱えるお母さんたちが、バランスボールを使ったエクササイズで汗だくになりながら、日々のストレスを発散する産後ケアに取り組んでいる。
 親子八組が島田市の市総合スポーツセンター「ローズアリーナ」に月に一、二度集まる。活動は自己紹介から始まり、鏡の前でバランスボールに座り、姿勢を保ちながらのストレッチ。普段使っていない筋肉を動かしているからだろう、これだけでも汗がにじむ。その後、ダンスや子供を抱きかかえながらの筋力トレーニングで締めくくる。心肺機能や体幹を鍛えられ、産後に落ちた体力を取り戻すには絶好の場だ。
 団体名はダンスやバランスボールをすることから名付けたが、「心が躍(おど)り、弾む」という隠れた意味も。体を目いっぱい動かすため「サークルよりも部活動」という意識で「母部」と付けた。代表の松浦優子さん(34)は「部長」を名乗る。
 産後は母親が育児の大変さから孤立するケースが多い。松浦さんもその一人だった。いつ泣きだすか分からない長男と接し、心休まる時間もない。両親は離れて暮らし、夫は仕事で不在、友達はおらず相談できる人もいない。そんな毎日が続き、不眠や過労で体を壊した。東京の実家に戻り快方に向かったが、「育児をしながら体を動かせる場があればいいのに」と考えるようになった。
 子育ても落ち着いた三年ほど前から活動を開始。インストラクターの資格も取り、松浦さんも参加者と一緒に汗を流す。松浦さんは「家事に育児にと子供優先になってしまいがちだけど、お母さん同士で一緒に汗を流すのも大切なこと。活動を通じてつながりをつくる場にしたい」と話す。
 不定期開催で要予約。子供がゼロ歳~幼稚園入園前の母親が対象。(問)島田市子育て応援課=0547(36)7159
(大橋貴史)

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