ひまわりの会(焼津・大井川地区) 花を通し世代超え絆

2019年11月28日 02時00分 (5月27日 05時31分更新)

園児とフラワーポット作りを楽しむ「ひまわりの会」の会員たち=焼津市の大井川保育園で

 「きれいにできたね」。園児が作ったフラワーポットに、ひまわりの会の会員が拍手を送る。園児はうれしそうに「もう一個作りたい」と笑みを見せた。
 十月下旬、会員たちは牛乳パックを小さく切って和紙を貼りつけたポットを持参し、焼津市大井川保育園を訪問。年長組の園児たちがバラやガーベラなど色とりどりの花を生けるのを手伝った。ポットには、「げんきでいてね」「ながいきしてね」などと園児が書いたカードを添えた。
 大井川地区の保育園が統合し、大井川保育園が誕生したのに合わせ、十年ほど前に住民有志で発足した。会員は七十代を中心に四十人ほど。園児とのフラワーポット作りはほぼ毎年続けており、会員らが後日、完成品を地区内の独居老人に届けた。
 河守尚会長(78)は「涙を流して感激する人もいる。そういう姿を見ると、やっててよかったなと感じる」。地元の中高生と一緒に届ける年もあり、世代を超えて地域の絆が深まればと願っている。
 大井川保育園を支える活動も多岐にわたる。発表会の衣装や布製のおもちゃを作ったり、カーテンなどの備品を補修したり。毎月一回、園側と話し合って要望を聞き取っている。
 保育園近くに住み、孫が大井川保育園の卒園生という法月順子さん(63)は「活動は楽しいし、子どもたちから元気をもらっている。それで保育園の役にも立てるなんて、うれしいことですよ」と話した。
(佐野周平)

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