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磐田 若手育成へ実戦起用

2022年4月15日 05時00分 (4月15日 05時00分更新)
練習後、選手に指示を送る磐田の伊藤彰監督(中央前マスク姿)=磐田市内で

練習後、選手に指示を送る磐田の伊藤彰監督(中央前マスク姿)=磐田市内で

 サッカーJ1・ジュビロ磐田の伊藤彰監督(49)が世代交代に着手している。二〇二〇年から二年間のJ2時代は、J1昇格のため、勝つことだけに集中していたが、今季はJ1残留とともに、若手の育成にも目を向ける。
 六節の柏レイソル戦では、後半21分、新人の古川陽介選手(18)=静岡学園高卒=がJ1デビュー。得意のドリブルでスタンドを沸かせた。七節の川崎フロンターレ戦では後半35分、三年目の吉長真優(まひろ)選手(20)もJ1デビュー、運動量と、スピードのある寄せで見せ場をつくった。八節の湘南ベルマーレ戦では二年目の鹿沼直生選手(24)が後半1分、守備的MFで交代出場、全体のバランスを支えた。
 磐田が今季のJ1で対戦した八クラブの先発の平均年齢は二十代後半。磐田は三十歳を超える。サッカーは年齢でやるものではない。しかし、出場機会を与えられた若手にとっては大きな刺激となり、次への飛躍の糧となる。
 古川選手は高校時代、立ち止まってボールを受ける癖があったが、それでは相手DFにつかまる。そこで現在は、流れの中でボールを受けて、仕掛けるようになった。日々の全体練習後には、磐田フィジカルコーチとともに、体幹を鍛え、J1の強度に耐えうる筋力練習をしている。古川選手は「まだプロの基準に達していない」というが、潜在能力は将来の磐田の屋台骨を支える一人。若手の成長が、今季のJ1残留を支える一つになる。 (川住貴)

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