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真っすぐ!遠くへ飛ばすために

2022年4月14日 11時35分

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 最後の2回はドライバーについてです。ティーショットで使うドライバーは、基本的にはなるべく真っすぐ、遠くへ飛ばすことが目的です。今回は、そのために必要な構えや、スイングの際に抑えておきたいコツを説明します。 (取材・構成 堤誠人)

球を置く位置が大切

 ドライバーとアイアンで最も違うのは、ドライバーを打つ時はほとんどがティーアップされていることです。スイングをするとクラブの軌道は円を描きますが、円の頂点よりも少し先の部分で当てると球が上がります。これは、ティーアップしている分、効率の良い状態でクラブが球に当たるからです。
 最も実践してほしいのは、このことです。そのためには、まず球を置く位置が大切になってきます。アイアンの場合は体の正面の真ん中に球を置いて構えることもありますが、ドライバーの場合は基本的に自分から見て少し体の左側へ置くようにします。
 分かりやすく言うと、おへその位置の前に球を置くのではなく、クラブのヘッドがおへその前に来るように構えます。ボール位置は、クラブヘッドの左になります。ここから両脚を広げると、体の左側に球を置く状態を自然とつくりやすくなります。
 このアドレスによって、バックスイングの時も体重を体の右側に乗せやすくなります。また、右脚の内側(内股)で耐えると、トップまで体をしっかり回しやすくなりますし、上半身もそれ以上右方向へ倒れることがなくなります。
 そして、左脚を踏み込んでいく動作の時も上半身が一緒について行くことがなくなります。左側へうまく踏み込めると上半身がしっかりと残り、フォロースローまで体をうまくターンさせることができるようになります。
 このようにスイングをすれば、クラブの軌道が描く円の頂点よりも少し先の部分でうまく球を捉えることができますし、最も効率の良い状態で球が飛んで行きます。アドレスは、このことが基本になるので頭に入れておいてください。
 あとは、なるべく体の中心が球の近くで残るようにすることです。あまり外側(右側)に体重をかける動きをしてしまうと、最下点のずれにもつながってしまいます。右脚の内側で耐えながら前後の動きなども入れると、結果的に体も回しやすくなりますし、球も遠くへ飛びます。このあたりのポイントを意識して、やってみてください。

【旅ノート】女子ツアーもコース内で仕事

 先週は女子ツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープンに同行しました。女子ツアーも2週前から少しずつ規制が緩和され、練習日にはコース内にコーチの入場ができるようになり、現場で仕事ができるようになりました。
 本当にありがたいですし、久しぶりにオンコースでいろいろな作戦を練ったり、パッティング練習のタッチの出し方、ライン取り、おのおのの癖を理解しながらのコースマネジメントや番手の話し合いなどができたりして、充実した練習ができました。
 先週は、河本結プロも決勝ラウンドに良い順位で入ることができています。桜の季節の終盤は、各プロたちの大きなつぼみがそろそろ開花してくれるのではないかと期待しています。
 僕自身もより良いレッスンができるように、オンラインセミナーにいそしむなど毎日毎日が勉強です!

 ▼目澤秀憲(めざわ・ひでのり) 1991(平成3)年2月17日生まれ、東京都出身の31歳。埼玉平成高、日大卒。大学卒業後に米ボストンへ語学留学し、日本人では数人しか持っていないTPIレベル3を取得。コーチとして河本結、有村智恵、永峰咲希らを指導し、河本の米ツアー参戦や永峰の国内メジャー大会制覇などに導く。昨年からは松山英樹と専属コーチ契約を結び、米ツアーに同行している。

 取材協力 キングフィールズゴルフクラブ(千葉県市原市新巻377番地)
 (電)0436(36)6111=代表
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)

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