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青春薫るシューマンを 務川慧悟、5月に名フィルとピアノ協奏曲

2022年4月14日 05時30分 (4月14日 11時44分更新)
務川慧悟

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 パリで研さんを積み、ラヴェルやショパンが板に付いているが、あまり取り上げてこなかったシューマンも好む。そのピアノ協奏曲を、五月に地元愛知県で初披露する。「古楽を三年近く学び、どう弾くべきか見えてきた」と自信をのぞかせる。 (築山栄太郎)
 「ドイツ・ロマン派の中でも、今この世界にない夢や幻想を最も強く求めた人。ピアノ協奏曲は三十代半ばの作品だが、青春の響きがする」と分析する。
 東京芸術大の同期で、昨年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで共に戦った阪田知樹と弾くモーツァルトの「二台のピアノのための協奏曲」も、コンサートの目玉。初共演だが「互いの癖はよく分かっている」と楽しみにしている。
 自身にも客観的だ。同コンクールでは「結果通り、自分でも三位だと思う」と納得。昨年はショパン国際ピアノコンクールも開かれたが「例えば一次予選で落ちたら、何度も弾いてきた僕のショパン像が間違っていたことになる」。そう危ぶみ、参加をやめた。
 三歳から習い始めたピアノが楽しくなったのは、小学二年の時。足踏みオルガンを二小節ほど弾くと、「うまいなあ。...

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