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コロナ禍を恐れぬ即断即決「いけるときにいくしかない」 野口みずきさんがゲスト参加のランイベントを伊勢市で5月5日に開催

2022年4月13日 18時00分

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5月5日の大会に向けて準備を進める松岡直希さん

5月5日の大会に向けて準備を進める松岡直希さん

 コロナ禍を恐れぬ即断即決だった。マラソンランナー、プロランニングコーチの松岡直希さん(41)が主催するランニングイベント「いせランフェスタ」が、5月5日に三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢で行われる。ゲストランナーとして2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん(43)が参加する豪華イベントだが、何と第1回の開催へ動きだしたのは3月上旬だった。
 「コロナの影響で子どもたちの大会がなくなっているし、体力も低下している。そんな子どもたちのためにも何かできないかと。3月にコロナが落ち着いてきたのもあって『いけるときにいくしかない』と思って開催することを決めました」
 こう話す松岡さんは伊勢市出身の現役ランナー。宇治山田商から教員を目指して国際武道大に進学すると、卒業後は愛知・東邦高の教員となったが、ランナーとしての活動を優先するために2011年3月に退職。その後、故郷に戻ると、一昨年2月には年代別のハーフマラソン日本新記録(1時間5分57秒)を樹立。今年2月の大阪マラソンでも年代別歴代2位の好成績(2時間19分8秒)を残した。現在はランナーとパーソナルトレーナーなどプロランニングコーチとして活動しているが、何か故郷に役立てたいと今回のイベントを企画した。
 ゲストランナーの野口さんは宇治山田商時代の2学年先輩。「ダメ元でお願いしたら、OKしてもらえました」。さらに駒大時代に箱根駅伝で2度の区間賞を獲得し、トヨタ自動車でも長距離ランナーとして活躍した高林祐介さん(34)が最終種目後に子ども向けに行われるランニングクリニックで講師を務める。出身校は違えど、同じ伊勢市出身の“後輩”にお願いして快諾してもらった。
 今回の種目は最長が5キロで3キロ、1キロなどもあるが、参加料は1000円以下という安さ。「今回の運営費は自己負担になるかもしれませんが、実績をつくって今後も継続させたい」と松岡さん。次回は6月26日を予定し、秋以降の継続も考えているという。感染対策を万全にした準備は着々。コロナ禍で尻込みする大会主催者が多い中、故郷への恩返しに向けて目を輝かせている。

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