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【Dr.'sサロン】被災時の健康 守る工夫 

2022年4月12日 05時00分 (4月12日 13時58分更新)
 最近、地震が続いています。被災した場合、避難所は感染症が流行しやすい環境となります。せきエチケットやマスク、こまめな手指消毒で予防し、暑い場所に放置された食事、火がよく通っていない肉などは食べないようにしましょう。ワクチンであらかじめ予防できる病気もあります。例えば麻疹・風疹、水痘、おたふくかぜです。特に麻疹と水痘は同じ空間にいるだけで空気感染するため、過去に感染しておらず、それぞれ二回のワクチン接種が終わっていない人は、接種しておきましょう。
 地震や豪雨などの被災地では、がれき撤去や掃除でけがをする可能性があります。土壌にいる破傷風菌は、皮膚の傷口から体内に入り感染します。特に水害では、破傷風菌が土の中から水中に出てきやすいため要注意です。傷口に土がついたり、汚れた水がかかったりした場合は、水で傷口を洗い、救護所に相談してください。
 被災時は水分をこまめに摂取して脱水を予防することも大切です。体調が悪くなったら、早めに救護所の医師、看護師に相談しましょう。高血圧や糖尿病、心臓病などの薬は、続けて飲むことが大事です。当院では、こうした薬が必要な患者さんには、一週間分は自宅に取り置きで...

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