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「大谷ルール」で打席数大幅増 50本の期待もあるが「休む勇気」を持ってほしい【AKI猪瀬コラム】

2022年4月5日 18時44分

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練習を終え、水原通訳と談笑しながら引き上げるエンゼルスの大谷翔平

練習を終え、水原通訳と談笑しながら引き上げるエンゼルスの大谷翔平

 MVPを昨季獲得したエンゼルスの大谷選手は、昨季以上の注目度を集めてシーズンに突入します。今季からナ・リーグも指名打者を導入することと、通称「大谷ルール」と呼ばれる、投手として降板後に指名打者(DH)として試合に出場できることにより、大幅に打席数が増加します。机上の計算ですが、50打席ほど打席数が増えることになります。
 加えて、今季は1番打者としての起用が予定されているので、さらに打席数が増える可能性があります。今季は大台の50本塁打に到達する可能性を秘めています。
 一方で、今季の大谷選手の注目点は、打者・大谷よりも投手・大谷になると思います。開幕投手として今季を迎える投手・大谷は、エンゼルスのエースとしてさらなる飛躍が期待されています。大成功を収めた打者・大谷は、おそらく自身の理想像に近づくことができたと思いますが、投手・大谷は発展途上にあります。昨季前半のように100マイル近い剛速球を武器に高出力の投球をするのか、それとも後半戦のように少ない球数でアウトを重ねていく“省エネ・スタイル”でいくのか、思い描く投手としての理想像は一体どのような形なのか、興味が尽きません。
 現時点の最大の心配事は、新たなルールの導入により、大谷が162試合全ての試合に出場可能になったことです。野球少年のようにプレーすることが大好きな大谷は自分から「休みたい」とはなかなか言わないはずです。疲労の蓄積は、思わぬけがにつながります。大谷には「休む勇気」を持ってほしいと思うばかりです。
 シーズンを通して体調が万全ならば、投手として10勝以上、打者として100打点、100得点、30本塁打、30盗塁が期待できるでしょう。そうなれば自然と2年連続MVPに近づいていくでしょう。(大リーグ・アナリスト)

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