高木美帆、現役続行も次回五輪については“未定”、練習拠点をオランダに移す可能性も「選択肢の一つ」
2022年4月5日 18時06分
2022年北京冬季五輪でスピードスケート女子1000メートルの金メダルを含む4つのメダルを獲得した高木美帆(27)=日体大職=が5日、東京都内で記者会見し、現役続行の意思を明らかにした。
3月のシーズン最終戦終了後に休養することを宣言した。以降は競技を続けていくのか、と自問自答する日々をへて答えを出した。高木は「スケートを滑ることに対して前向きに思っている自分がいることに気付いた。使命感、責任感ではないところでスケートを滑りたいと思っている自分がいる」と心境を語った。
代表チームで教えを受け、信頼を寄せていたヨハン・デビットさん(42)が今季限りで代表ヘッドコーチを退任。デビットさんを追ってその母国・オランダに練習拠点を移す可能性には「それを選択できるだけの積み上げてきたものが今はあると思っている。候補として(オランダが)あるのかは今はお話できないが、自分がやりたいと思えば選択肢として出てくる一つではある」と話すにとどめた。
次回の26年ミラノ・コルティナ五輪に向けては「正直よく分からない。スケートをやりたくないと思う時がくるのか、それがなくても自分の身体がいつまでもつのか…。体に関してはカウントダウンが確実に始まっている。自分の気持ちと裏腹に身体の限界がくるかもしれないし、それがいつきても不思議ではない」と、前向きになれない理由も明かした。
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