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新聞切り抜き作品コンクール 東濃地区の2人優秀賞 築山心碧さん 小栗和奏さん

2022年3月4日 05時00分 (4月5日 14時03分更新)
 新聞記事の切り抜きを集めて再構成した作品を募る二〇二一年度「新聞切り抜き作品コンクール」(中日新聞社主催)で、岐阜県の東濃地域から小学生の部で瑞浪市陶小五年築山心碧(みあ)さん(11)、中学生の部で恵那市岩邑中二年小栗和奏(わかな)さん(14)がそれぞれ優秀賞に選ばれた。作品とそこに込めた思いを紹介する。

築山さんの作品「現在の陶磁器の未来は?」

「陶磁器の未来」考える

■小学生の部 瑞浪・陶小5年 築山心碧さん
 地元の特産品である美濃焼の話題を調べようと、「陶磁器の未来は」と問い掛けるテーマを選んだ。
 七〜八月に気になる記事を収集。東濃地区で開かれた陶磁器の作品展や、人気の商品などの話題をまとめた。マグカップや茶わんなど焼き物の形に切り抜いた吹き出しの中に「私も買ってみたい」「どうすれば解決できるだろう」と自分の意見や疑問を書き込んだ。
 陶磁器業界の危機にも目を向けた。陶土の不足を伝える大型の記事を、少し斜めに貼り付けて目立たせた。「土が足りていないことは知らなかった」と驚く。
 一方で、高校生が美濃焼のPRに取り組む様子や、陶磁器を学ぶ教育機関の話題も選んだ。「陶磁器のことを多くの人に知ってもらいたい」と話す。「これからも地域の話題を読んで、できることをしていきたい」と意欲を見せた。(真子弘之助)

小栗さんの作品「多様性と調和 考える契機に 東京2020大会を振り返る」

「多様性と調和」に焦点

■中学生の部 恵那・岩邑中2年 小栗和奏さん
 「多様性と調和」を掲げた昨夏の東京五輪を中日新聞の紙面から振り返り、あらゆる違いを認め合える共生の実現に向けた課題と可能性を探った。
 ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を題材にしたコント問題による開閉会式演出担当者の解任、性的少数者の出場を巡る賛否、テニス女子の大坂なおみ選手ら多様なルーツを持つ日本人アスリートの出場、強制帰国を拒んだベラルーシ女子陸上選手の亡命、会員制交流サイト(SNS)を介した選手への中傷など、「多様性と調和」を巡るニュースを取り上げ、自らの感想や共生への決意を記した。
 コロナ禍による無観客開催で、チケットが当選していたバレーボールの観戦は幻に終わった。「残念だったけれど、五輪の話題を伝える紙面を通じ、多様性と調和について考え、行動することの重要性を学べた」と話す。(長谷部正)
(3月4日付 中日新聞朝刊東濃総合版より)

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