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食事楽しむラマダン「この時を待っていた」

2022年4月2日 16時00分 (4月2日 16時00分更新)
 【カイロ=蜘手美鶴】イスラム教のラマダン(断食月)が2日、多くのイスラム諸国で始まった。日中は飲食を断ち、日没後に親族や友人らが集まって食事をするのが伝統的な習慣で、5月1日ごろまで続く。
 各国では過去2年、新型コロナウイルスの影響で大人数での集まりが禁止されてきたが、今年は規制緩和の傾向にある。エジプト政府は、日没後に公共の場で大人数に食事を振る舞う慈善活動を解禁。ムハンマド・アルシャミさん(40)は「この時を待っていた。日常が戻ってきた」と喜んだ。
 カイロ市内では1日、ラマダンに備えて食料や衣料品を買い求める人でにぎわった。今年はロシアのウクライナ侵攻の影響で物価が高騰し、売れ行きは思わしくない。ランタン問屋のアーマード・アルアッダーブさん(47)は「例年ならラマダン入り前日には完売していたが、今年は在庫がいっぱいだ。今日中に売れるといいが」と話した。

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