土屋G1通算2回目初V とこなめボート「トコタンキング決定戦」
2022年3月31日 05時00分
愛知県・とこなめボートの開設68周年記念GI「トコタンキング決定戦」は30日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の土屋智則(37)=群馬=がインからコンマ06のトップSで逃げを決め、2017年6月・江戸川62周年以来となるGI通算2回目の優勝。賞金1000万円を獲得して同ランクは8位に浮上するとともに、来年3月・平和島で開催されるクラシック出場権利も手にした。2着は瓜生正義、3着には柳沢一が入った。
シリーズを通し圧倒的な強さを見せつけた土屋が、最後まで主役の座を譲らなかった。インからコンマ06の好Sを踏み込み、1周1Mを難なく先回り。強力な舟足を生かし、あっさり決着をつけた。「Sはばっちり行けたし、ターンに集中してしっかり回れた」と納得の表情を見せた。
2連対率が50%を超える好素性の34号機をパートナーに、完璧な状態を維持。予選トップ通過から、Vロードを突き進んだ。「2日目には出足と回り足が仕上がっていた」と、充実した表情で振り返った。
今年から進入のスタイルを変え「レースのグレードを問わず、コースを取って勝負する」と意識改革をしし、それが好結果につながった。そして「12月に向けてこの調子で」と、グランプリ初出場への意欲を示す。メンタル面を強化した土屋の、今後の活躍が楽しみになってきた。
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