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給食に伊那の農産物 友好都市・新宿区が活用

2022年3月31日 05時00分 (3月31日 05時00分更新)
会見した吉住区長(左)と白鳥市長=伊那市役所で

会見した吉住区長(左)と白鳥市長=伊那市役所で

 東京都新宿区は二〇二二年度から、友好提携都市の伊那市で生産された農産物を学校給食の食材に定期的に活用する。市はJA上伊那と連携し、自校給食を実施する区立の小中学校と特別支援学校全四十校に、注文に応じて旬の野菜や果物、米などを届ける。
 新宿区はこれまでも年三回、伊那市から農産物の提供を受けており、食育の推進を図り、子どもたちに同市をより身近に感じてもらいたいと、新たに事業化した。区は早ければ五月から、学校ごとに月一回程度の頻度で発注し、同市の農産物を生かした献立をつくる予定だ。
 三十日に伊那市役所で会見した新宿区の吉住健一区長は「保護者は食材の安全性に関心が高く、国内の友好都市で良質な食材を生産している伊那市に協力を求めた」と経緯を説明。同市産の野菜を食べた子どもが野菜嫌いを克服したとの声も聞いたといい、「児童生徒が自然や農業に思いをはせるきっかけにしたい」と話した。
 白鳥孝市長は「子どもたちに日本アルプスと里山の風景の中で営まれている農業を知ってもらい、実際に訪れて農作業を体験してほしい」と、交流が深まることを期待した。(中沢稔之)

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