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三笘、谷口、上田以外は不合格と言わざるを得ない。W杯で通用するわけがない【ラモス評論・最終予選】

2022年3月29日 22時53分

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ベトナムに引き分け、肩を落とす吉田(左)ら日本イレブン

ベトナムに引き分け、肩を落とす吉田(左)ら日本イレブン

◇29日 サッカーW杯最終予選 日本1―1ベトナム(埼玉スタジアム)
W杯カタール大会に向けたサバイバルマッチ第1弾はふがいない内容で引き分けに終わった。はっきり言う。吉田を除くスタメンのうち、三笘、谷口、上田以外は、不合格と言わざるを得ない。W杯出場を決め、せっかくチャンスを与えられたというのに、ちっとも必死さが伝わってこない。ポジションは与えられるものではない。自分のサッカーをピッチ上で表現し、自分でつかみ取るものだ。
 相手が予想以上に頑張ったとはいえ、ベトナムに球際で競り負けているようでは、W杯で通用するわけがない。柴崎は相変わらずボールをさばいているだけだし、旗手、山根は何をやろうとしているのか、狙いが見えてこない。中山は早めのクロスばかりで、それも精度が低いからシュートに結び付かない。久保は後半、トップ下に入ってから機能しはじめ、もう少し見てみたいと思わせるようなプレーもあったが、それまでは独りよがりで自滅していた。
 後半に入って伊東が投入され、前半の4―3―3から4―2―3―1にシステム変更。さらに南野、守田、田中が投入されると、一気にボールが動くようになった。田中、守田のダブルボランチがペナルティーエリア内に積極的に飛び込み、シュートチャンスを数多く作っていた。
 その積極性が前半の選手たちにあっただろうか。放ったシュートは11本。多くはペナルティーエリアの外からで、後半の日本の攻撃と比べると明らかに見劣りする。これでは5人のDF、4人の中盤で構成されたベトナムのブロックを打ち破ることはできない。ましてや世界の壁を打ち破ることなどできるわけがない。
 若い選手の底上げが、W杯ベスト8進出には必要不可欠だ。本番まで8カ月、奮起を期待したい。(元日本代表)

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