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「鉄道王」今村清之助の生涯紹介 漫画制作の高森町、刊行前にパネル展

2022年3月30日 05時00分 (3月30日 16時26分更新)
清之助を題材にした漫画作品を紹介するパネル展=高森町立図書館で

清之助を題材にした漫画作品を紹介するパネル展=高森町立図書館で

 高森町は、町出身の明治期の実業家今村清之助(一八四九~一九〇二年)の生涯を描いた漫画を制作している。作画は町内の漫画家アサミネ鈴さんが手掛けた。刊行に先立ち、町立図書館では、作品の内容や清之助の生涯を紹介するパネル展示が四月三日まで開かれている。
 清之助は出原村(現高森町)で生まれた。十六歳で横浜に出て、慶応四(六八)年に渋沢栄一のパリ万博使節団に選ばれて外遊。帰国後、旧東京株式取引所(現東京証券取引所)の設立や、全国七十線以上の鉄道敷設などに関わり、鉄道王と称された。
 歴史学習漫画の作画などを手掛けているアサミネさんが昨年二月、町に作品を寄贈した縁から、町が地元出身の清之助の漫画制作を企画した。三月中に四百部刷り、四月に町内の小中学校や県内の公立図書館などに配布する予定。
 パネル展では、全百十ページの二十ページほどを公開。清之助の肖像写真や年表なども並べている。
 図書館の司書大洞静香さんは「現代につながる時代をつくり上げた偉人が地元にいることを誇りに思ってほしい。清之助のガッツを学んで」と話している。(長崎光希)
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