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卒業式や入学式を生配信 北区の出版会社がサービス提供

2022年3月29日 05時00分 (3月29日 05時02分更新)
感染対策で体育館に入れず、ライブ配信された卒業式の映像に見入る2年生=浜松市西区の入野中で(出版のススメ研究会提供)

感染対策で体育館に入れず、ライブ配信された卒業式の映像に見入る2年生=浜松市西区の入野中で(出版のススメ研究会提供)

  • 感染対策で体育館に入れず、ライブ配信された卒業式の映像に見入る2年生=浜松市西区の入野中で(出版のススメ研究会提供)
  • 卒業式の会場で映像を撮影するカメラマン=浜松市西区の入野中で(出版のススメ研究会提供)
 浜松市北区の製本・出版会社「出版のススメ研究会」が、コロナ禍で規模を縮小した学校行事をインターネットで配信するサービスを始めた。入場制限で会場に入れなかった保護者や欠席した児童生徒向けで、十八日に入野中(同市西区)の卒業式でサービスを無償提供。来月七日には浜松開誠館中高(同市中区)の入学式を配信する。 (山本晃暉)
 同社はコロナ禍で影響を受ける冠婚葬祭業向けにセレモニーのウェブ配信サービスを手掛けており、これを活用した形。前田浩代表(58)は「浜松の学校の何か役に立ちたかった」と理由を語る。
 卒業式があった十八日はまん延防止等重点措置の発令中。卒業生が新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者となったりして、式典に参加できない場合も想定されたことから、入野中が「配信技術を活用できないか」と依頼。同社が快諾した。
 同中の卒業式は感染対策のため、在校生の式典出席者を制限。各教室で参加する生徒に向けて、配信した映像をパソコンに共有した。場所は違ってもリアルタイムで感動を共有でき、教員からは「自分たちだけで用意するより画質、音質も良く、本来の業務に専念できた」との意見も出た。
 前田代表は「感染拡大の時期によっては、今後も学校行事に影響を与える可能性もある」と指摘。「恩師や保護者からのコメントや行事の写真を投稿する機能なども加え、本サービス化に向けて取り組んでいきたい」と意気込む。

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