<追う> ふるさと納税、〝収支〟明暗分かれる市町
2022年3月28日 05時00分 (3月28日 12時08分更新)
新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要を受けて伸びている「ふるさと納税」を巡り、県内の自治体でも明暗が分かれている。県都・津市では、二〇二一年度の寄付金は二月末時点で過去最多だが、他の自治体に寄付した市民の税金を軽減する「控除額」を差し引くと、赤字幅が拡大する見込みだ。一方で情報発信を強化したり、返礼品の魅力を高めるなどして黒字幅を広げている市町も。税収減は市民サービスの低下につながりかねず、各市町には税収を確保するための知恵が問われそうだ。 (松本貴明)...
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