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金メダル宇野昌磨、攻めの姿勢が結実 試練を乗り越えたことに価値【村上佳菜子スマイルレポート】

2022年3月27日 20時03分

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宇野昌磨(AP)

宇野昌磨(AP)

◇26日 フィギュアスケート世界選手権最終日 男子フリー(フランス・モンペリエ)
 宇野昌磨選手は今季、「攻める」という姿勢が際立っていました。フリーも最後までアグレッシブに滑ったことが激動のシーズンの世界選手権の金メダルに実りました。
 高得点の要因として、まず挙げたいのは1本目のループ、2本目のサルコーの4回転ジャンプです。フリーで決めたジャンプは全て完成度が高いものでした。特に、この2つは高さ、回転軸、着氷とも申し分なし。成功させたことで演技全体の勢いが出たと思います。
 5本目の4回転フリップの成功も大きかった。後半に入れるのは勇気がいります。しかし、宇野選手のフリップはショートプログラムから安定していました。だからこそ、後半に入れる決断をしたと思います。しっかり決めたことで演技をしっかりまとめられました。
 この4年間、宇野選手は多くの試練に見舞われました。しかし、その都度乗り越えて、ステファン・ランビエル先生が作った高難度プログラムに挑めるまで状態を上げてきました。そのこと自体が素晴らしいし、そのプログラムを滑り切って手にした金メダルにはより価値があります。でも、満足せず、さらなる高みを目指してほしいです。
 鍵山優真選手は悔しい結果でしたが、課題を見つけたことは収穫です。整った施設がある中京大でどう成長するか楽しみになりました。友野一希選手には急きょの出場という難しい調整の中での素晴らしい挑戦に拍手を送りたいです。(プロフィギュアスケーター、ソチ五輪代表)(写真はAP)

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