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ブルペン強い中日に追い風…復活する『延長12回制』は余力あるローテと中継ぎ9人で 問われる落合ヘッドの手腕

2022年3月25日 10時21分

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中日・落合ヘッド兼投手コーチ

中日・落合ヘッド兼投手コーチ

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って
 各球団の開幕1軍メンバーが、一斉に公示された。中日は2枠余して29人を登録。内訳は投手12人、野手17人だった。体調が心配された大島、岡林はセーフ。新人では鵜飼が選ばれている。
 戦い方がにじみ出ているのは投手陣だ。先発は巨人3連戦に登板予定の3人だけ。リリーフ投手に9枠を割いた。もちろん枠の配分は各球団の自由なのだが、最もオーソドックスなのは投手を14人とし、先発6、リリーフ8とするスタイルだろう。登録は31人だが、当日のベンチ入りは26人。登板日以外の先発投手を「上がり」にすれば済むからだ。
 恐らく、中日はそうではない。もちろん次のカードで先発する小笠原、高橋宏、松葉は順に登録することになるが、当面は先発陣に6枠は割かないはずだ。
 「先発は7、8人はつくりたい」と説明してきたのが落合ヘッド兼投手コーチ。つまり、単なる予備という位置付けではなく、全員で戦う。2軍では福谷、岡野、笠原、岡田、鈴木といった面々が待機している。相性、状態、疲労度などを考慮しながら、登録と抹消を駆使して「5人体制」を維持するのだ。
 つまりはリリーフの9人体制も継続される。賢明な読者はお分かりと思うが、投手が10人入るとベンチ枠がオーバーする。そこで9人のリリーバーのうち、毎日誰か1人を「上がり」にする。その代わりに、過度な連投を回避でき、同時に大胆なロングリリーフもこなせることになる。
 毎日ベンチに入るのが当たり前なのがリリーバーだが、9人のうち日替わりで「上がり」となる。今季は3年ぶりに延長12回制が復活する。以前にも書いたが、ブルペンが強い中日には追い風だ。その風を逃さないためにも、長丁場を総力で戦いきること。先を見据え、余力のあるローテーションと中継ぎ9人制。落合ヘッドの腕の見せ所である。

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