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【村上佳菜子スマイルレポート】坂本花織選手が見せた表現力…今季で一番成長した部分が世界選手権でも出せている

2022年3月24日 18時22分

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坂本花織のSPの演技(AP)

坂本花織のSPの演技(AP)

◇23日 フィギュアスケート世界選手権(フランス・モンペリエ)
 坂本花織選手がさすがの安定感を見せてくれました。北京五輪が終わってからの約1カ月間は気持ちの切り替えなど大変なことが多かったと思いますが、初の80点超え。フリーだけではなく、来季にもつながるようなSPになったと思います。
 そして、プログラム全体でみると、いい意味での重厚感を感じました。今季の坂本選手は壮大なSP曲のメロディーですが、その調べに決して負けない表現力を示していました。
 特に良かったのは後半のステップシークエンスです。曲に合わせて、坂本選手らしいダイナミックさ、スピード感を体全体で出しました。GOE(出来栄え点)での1・73点という加点もうなずけます。今季は表現力という部分が一番成長したとみていますが、坂本花織というスケーターが持つ魅力を世界選手権でも出せていると思います。
 SP7位の樋口新葉選手は北京五輪と比べると、プログラムに入り切れていなかったという印象を受けました。しかし、課題だった連続3回転ジャンプがしっかり決まったことはプラスに捉えていいと思います。フリーでは樋口選手だからこそ滑りこなせる「ライオンキング」の世界観を思う存分みせてほしいです。
 SP12位の河辺愛菜選手は北京五輪からの1カ月で、気持ちや調子をよく調整してきたと思います。また一つ成長できたと思います。フリーまでは1日あきます。3人とも気持ちを整理して、SPで出た課題をしっかり克服してほしいです。(ソチ五輪代表、プロフィギュアスケーター)
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