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ラウンド前にウオーミングアップ

2022年3月24日 10時50分

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 今回は、ラウンド前の練習場でのルーティンについて説明します。いきなりドライバーを使って練習する人を見ますが、けがをする可能性がありますし、その日の自分の状態や距離感などを確認することも難しいです。好スコアにつながるウオーミングアップの方法を紹介します。 (取材・構成 堤誠人)

その日の傾向大切

 ラウンド前の練習は、その日の自分のスイングの傾向がどのようなものなのか、どのようなミスが出るのか、などといったことを確認する作業です。もう一つ大事な目的として、体を温める作業でもあります。
 バッグには14本のクラブが入っています。ラウンド前の練習では、距離の短いクラブから番手を上げながら打っていくことが、その日の調子を見る上でとても大切になってきます。
 ゴルフ場の練習場では、だいたい1コインで30球くらいを打つことができます。例えば、まずサンドウエッジや56度のアイアンなどで7~8球を打ちます。その後に9番アイアンで2球、7番アイアンで2球、5番アイアンで2球…、といったように番手を上げていき、フェアウエーウッドや3番ウッドでも打った後、最後にドライバーで3球くらい打つと、だいたい30球くらいになると思います。

距離感、曲がり確認

 ドライバーに比べて、ショートアイアンだと体のスピードを上げて打つようなことがあまりないので、フェースの面をチェックするのに向いています。また、気温や風の強さなどでアプローチの距離感が変わります。その日の距離感や曲がり具合も練習場でつかむことができるので、下の番手から打つことが重要になります。
 このほか、ストレッチ用の棒を長く伸ばして背中をストレッチをするなど、朝のウオーミングアップを重要視すれば、実際のラウンドでの好スコアにつながります。

多くのクラブ打とう

 せっかく14本もクラブがあるので「ドライバーと7番アイアンとサンドウエッジだけ」とか「ドライバーだけ」などというのではなく、下から少しずつ番手を上げていきながら多くのクラブで打つことをお勧めします。5番アイアンはアマチュアの方には難しいクラブなので、せめて9番と7番のアイアンを持って、ドライバーのほかにもフェアウエーウッドやユーティリティーなども加えて長いクラブを打てば良いと思います。
 このように段階を踏んでいく方法で練習すると、これまでのレッスンの凝縮にもなります。今回、説明したウオーミングアップの方法を、ぜひやってみてください。

 ▼目澤秀憲(めざわ・ひでのり) 1991(平成3)年2月17日生まれ、東京都出身の30歳。埼玉平成高、日大卒。大学卒業後に米ボストンへ語学留学し、日本人では数人しか持っていないTPIレベル3を取得。コーチとして河本結、有村智恵、永峰咲希らを指導し、河本の米ツアー参戦や永峰の国内メジャー大会制覇などに導く。昨年からは松山英樹と専属コーチ契約を結び、米ツアーに同行している。

 取材協力 キングフィールズゴルフクラブ(千葉県市原市新巻377番地)
 (電)0436(36)6111=代表
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
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