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【立川志らくのドラ放談】さあ、待ちに待った開幕だ。私の予想は当初「1番・岡林、2番・京田、3番・大島、4番・ビシエド、5番・高橋周、6番・石川昂、7番・木下 8番・鵜飼、9番・大野雄」だった

2022年3月24日 06時00分

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立川志らく

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 竜党を自負する著名人が独自の視点でドラゴンズ愛をつづる企画「ドラ放談」。落語家の立川志らく師匠(58)が今季の開幕スタメンについて私見を披露した。直前に大島洋平外野手(36)が背中の張りで、3年目の岡林勇希外野手(20)が右手薬指の負傷で別メニュー調整となるなど急な事態に陥ったが、立浪和義監督(52)が開幕3番に44歳の大ベテラン・福留孝介外野手の起用を決めたサプライズには快哉(かいさい)を叫んだ。
 さあ、待ちに待った開幕だ。私の予想は当初は「1番・岡林、2番・京田、3番・大島、4番・ビシエド、5番・高橋周、6番・石川昂、7番・木下 8番・鵜飼、9番・大野雄」だった。
 ところが、ここにきて岡林と大島が間に合わないかもしれない。大島が間に合ったとしても、果たして岡林は? 
 となると、ここに根尾だ! おい、さらに高橋周も離脱だと!? ならば、5番は堂上! 阿部の1番が無難かもしれない。何しろオープン戦で打率3割! 
 でもね、新生ドラゴンズだ。それに立浪監督は切り札なのだ。後はない! ベテランの力を頼るのは分かるが、今年はドラゴンズ黄金期の礎を築く年。思い切ったオーダーで開幕を迎えてほしい。
 もしも大島、高橋周、岡林が元気にそろっていれば、阿部は代打の切り札とみる! 岡林、石川昂、鵜飼、根尾には1打席でも多く経験を積ませてほしい。理想のオーダーは1番・根尾あるいは岡林。その後は「2番・大島、3番・ビシエド、4番・石川昂、5番・鵜飼」でどうだろう? 開幕は玉砕覚悟でこれで行ってもいい。エースの大野雄ならそうは点は取られないし。
 立浪監督は何をしでかすか分からないという印象づけのため、びっくりするような開幕スタメンが必要だろう。2004年、当時の落合監督が開幕でいきなり川崎憲次郎を投げさせたように。
 若手で驚かすのでなければ、「4番・福留」というのもありかもしれない。開幕4番を任せられたら福留は燃えるよ、と私も思っていたところ、立浪監督が何と3番・福留を明言した! 監督、いっそのこと4番はどうです!? 「3番・ビシエド、4番・福留…」。期待の若手の石川昂、鵜飼を並べるというのもある。ものすごくライバル心を燃やすはずだ。
 おまえが打ったら俺も打つ! おっと、おまえはタブー? いやもういいんだよ。どの道、貧打のチームだ。無難にいかないでほしい。岡林、石川昂、鵜飼。そこにブライト健太と根尾が覚醒したら、恐竜打線復活は間違いない! 
 今年は去年の反省から大野雄で勝つような“回し”になるはずだ。彼を強いチームにぶつけるのではなく、彼で必ず勝つという流れ。これが定まれば、大型連敗はなくなる。とにかく勝つことが何より大事だが、それ以上に未来が見える試合をしていただきたい。
 ここ数年、前年のシーズン終盤だけ未来を見せてもらい、いざ開幕すると未来が消えてしまうという…。そのパターンがつらすぎた。
 そして、もう一つは根尾だ! 開幕の切符をつかめるのかどうか? 「もしかしたら根尾はこのまま終わってしまうのではないか」という声もキャンプ当初には挙がっていた。真面目すぎる性格が悪い方に行ってしまっているという識者がいたが、ならば、ぶっ飛んだ提案を。二刀流をやらせちゃえ。投手としても優秀な選手だったから。
 今更間に合わないが、もし2軍でちびちび打つぐらいならば、二刀流。マスコミの注目も集まる。根尾は全国区のスターになれる逸材だったはずだ。そのくらい乱暴なことをしないと覚醒しないのでは。
 エンゼルスの大谷翔平があれだけ二刀流で活躍しているのに「俺も!」という選手は出てこないのかね。現在のNPBでその可能性を秘めているのは根尾くらいじゃないの? 現にキャンプでピッチング練習をしたことがあったそうな。その時は岡林も石川昂も投げたらしい。3人とも投手経験者だし。ならば3人そろって二刀流か!? 
 まあ、これらは全て素人の寝言だ。頑張れ、根尾! 頑張れ、立浪新監督! 頑張れ、われらが中日ドラゴンズ! 結局、われわれファンは「頑張れ!」としか言えません。(落語家)
▼立川志らく(たてかわ・しらく) 1963年8月16日生まれ、東京都出身の58歳。本名・新間一弘。日大芸術学部在学中の85年10月に落語立川流家元の立川談志に入門。88年に二つ目となり、95年に真打ち昇進。映画に造詣が深く、「シネマ落語」で注目を集める。98年の「異常暮色」で映画監督デビュー。2003年に劇団下町ダニーローズを結成した。TBSテレビ系の情報番組「ひるおび!」でコメンテーターを務める。

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