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ふうせんバレーボール、これからもできる! 名古屋の商社が販売引き継ぐ

2022年3月22日 05時00分 (3月22日 05時00分更新)
ふうせんバレーボールの競技の様子=日本ふうせんバレーボール協会提供

ふうせんバレーボールの競技の様子=日本ふうせんバレーボール協会提供

 新型コロナウイルス禍で窮地に立たされた障害者スポーツ「ふうせんバレーボール」を、名古屋市西区の専門商社「キッシーズ」の「ナイスレシーブ」が救った。プレーに使う専用の風船を製造する国内唯一のメーカーが倒産したが、同社が生産を引き継ぎ、二十二日に発売する。(竹田弘毅)
 国内唯一の競技用風船を手掛けていたマルサ斉藤ゴム(東京)が二〇二〇年春に倒産した。東京商工リサーチによると、コロナ禍によるイベント自粛で一般的な風船の需要が減ったことに加え、海外からの材料仕入れが難しくなり、業績が悪化したとみられる。
 日本ふうせんバレーボール協会(北九州市)の有延忠剛事務局長(57)は「先行きが真っ暗に思えた」と当時の心境を振り返る。ふうせんバレーは障害者と健常者が同じチームでプレーする。競技が途絶えれば「健常者と障害者が助け合う共生社会を目指す手段が奪われる」と心配した。
 キッシーズは社員約四十人の中小企業だが、風船を取り扱う業者としては国内最大手。この競技用風船も取り扱っていたが、「マルサ斉籐ゴムの倒産で風船がなくなったら困る」と懸念した協会の声を受け、支援に乗り出した。同社から数万個の在庫を買い取っ...

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