バスケ観戦+困窮者支援 ドルフィンズがフードドライブ
2022年3月21日 05時00分 (3月21日 05時01分更新)
プロバスケットボールチームの名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、余った食品を持ち寄り、困窮者支援に役立てる「フードドライブ」を二十日の試合前に、ドルフィンズアリーナ(中区二の丸)で実施した。
チームはSDGs(持続可能な開発目標)を推進し、選手らはこれまでフードドライブに取り組んできた。昨シーズン後のアンケートで、ファンから「自分たちも参加したい」との希望が多く寄せられ、今回、アリーナの入場ゲート前に臨時のブースを設けた。
市環境局も情報発信などで協力し、十九日と合わせ、親子ら約六十組が寄付した。桃の缶詰を持ち込んだ港区の高校生、田中琢磨さん(17)は「生活に困っている人を助ける活動を、観戦の際にできるのはすごくいいこと。多くのチームに広がってほしい」と話した。
賞味期限のチェックや困窮者の自宅への配送は、名古屋グランパスと連携してフードドライブを続けている認定NPO法人「セカンドハーベスト名古屋」(北区)が行う。 (丸田稔之)
関連キーワード
おすすめ情報