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僕は途中出場から“アピールする立場”…中日・根尾の現在地 OP戦18打数6安打も「次があると思っていない」

2022年3月20日 09時11分

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5回、二盗に成功する中日・根尾=19日

5回、二盗に成功する中日・根尾=19日

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇19日 オープン戦 中日2―2楽天(バンテリンドームナゴヤ)
 お世話になっているスポーツライターさんから、スマホにメッセージが届いた。
 「岡林、石川昂、鵜飼…。根尾くんの名前はあえて外したのですか?」
 ありがたいことに、僕のコラムを欠かさず読んでくれている。『立浪監督が覚悟決めた―竜の苗が育つ日を信じ』の見出しがついた、19日付コラムへの反応である。根尾の名を外した理由は、彼が争っているものが他の3人とは違うからだ。
 「大島さんがセンターで、岡林がずっとライトを守っていて、僕は途中出場から打ってアピールする立場です。点にからむヒットであり、走塁をしていかないと」
 5回に代打で登場。2球で追い込まれながら、岸の変化球を中前に運んだ。ブライトの初球に二盗を決め、岡林の右前打でホームを踏んだ。オープン戦は18打数6安打。しかし、根尾は「好調とは思っていない。次があると思っていないので」と言い切った。
 「この1打席が最後の1球のつもりでいけ」。実戦機会を増やすため、一時合流した2軍でコーチからそう言われた。現実は厳しい。今の根尾に4打席はない。それを理解した上での好成績。現状、1軍に野手は19人いる。開幕は恐らく17人。最後まで予断は許さないが、僕は根尾は残ると思っている。とはいえ昨季は開幕戦にスタメンで出た男。満足してはいけないが、ベンチ枠から外れればその先もない。
 「肩には自信があるし、一つ先(の塁)に行かせない守備。走塁でもしっかりと…。シーズンのつもりで戦っています」。しぶとい打撃、強肩の外野守備に果敢な走塁。ちなみに、冒頭のスポーツライターさんのメッセージには、アリゾナのハンバーガーの写真が添付されていた。開幕が決まった二刀流・大谷を追っているのだ。
 「根尾くんには結果を出してほしい。個人的な思いですが」。大谷のような華のあるプレーヤー。根尾にも見る者をアッと驚かせる魅力と可能性が秘められている。

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