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自立へ就労設備充実 「浜松学園」で新棟竣工式

2022年3月20日 05時00分 (3月20日 12時16分更新)
事務仕事を学ぶ部屋=浜松市北区の浜松学園で

事務仕事を学ぶ部屋=浜松市北区の浜松学園で

  • 事務仕事を学ぶ部屋=浜松市北区の浜松学園で
  • クリーニング作業の部屋を見学する川勝平太知事ら=浜松市北区の浜松学園で
 浜松市北区の障害者支援施設「県立浜松学園」で十九日、新棟の竣工(しゅんこう)式があった。四月一日からの民営化に向け、就労支援や生活介護の設備が充実し、定員は四十人増の百五人となる。
 新棟は鉄筋コンクリート造り二階建てで、延べ床面積は約三千平方メートル。一階は主に就労支援の設備を備え、クリーニング作業の工程を実践する部屋や、パソコンでの事務仕事を学ぶ部屋などがある。介護が必要な人向けのリハビリ施設も兼ね備える。二階は、短期入所者向けの個室や、交流スペースが並ぶ。
 四月からは、社会福祉法人「聖隷福祉事業団」(同市中区)が運営する。一般企業への就職を目指す「就労移行支援」など従来の事業に加えて、企業への就職が不安な人らを対象にした「就労継続支援」も行う。
 竣工式には、県や市の関係者ら約八十人が出席。新棟を見学した川勝平太知事は「天井が高く、外観が落ち着いており、自立するためのソフトも充実している」とたたえた。聖隷福祉事業団の青木善治理事長は「子どもたちが自分らしく働き、暮らし、自立した社会人になることを目指す。新しい施設によって仕事の選択肢が広がり、社会からも期待されるチャンスが増える」と話した。
 浜松学園は、一九六七年創立。二〇一九年からは、同事業団が指定管理者を務めている。新棟は昨年七月に着工した。 (岸友里)

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