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井田奈穂 選択的夫婦別姓の法制化を目指す

2022年3月18日 16時00分 (3月18日 16時00分更新)
写真・由木直子

写真・由木直子

ジェンダー平等 実現への一歩に

 IT業界で働く井田奈穂さん(46)。仕事の傍ら、市民団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の事務局長として、各地の地方議会、国会への陳情活動をけん引する。目指すのは、夫婦が望めば、結婚後もそれぞれ生来の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓」の法制化。活動への思いを聞いた。 (砂本紅年)
 -活動のきっかけを教えてください。
 初婚、再婚で経験した二度の改姓があまりに大変だったことです。初婚時は夫になる人に改姓を断られ、仕方なく生来姓から井田姓に変えました。出産、就職を経て三十代後半で離婚。一緒に暮らす二人の子どもが改姓を望まず、仕事にも支障が出るため、離婚後も井田姓を使っていました。
 その後、今の夫と出会いました。もう改姓は嫌だったので事実婚でしたが、二〇一六年、夫が手術を受けることに。病院から「奥さまでない方は合意書に署名できない。家族を呼んで」と言われました。当時の私の姓(井田)で結婚すると、夫に私の元夫の姓を名乗らせることになります。さすがにそれはできないと、戸籍の筆頭者だった私が子どもとの戸籍を抜け、改姓し結婚しました。
 -再婚時の改姓手続きが大変だった...

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