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県工芸美術展、駿河区で始まる 最優秀に佐藤さん(藤枝)

2022年3月18日 05時00分 (3月18日 09時51分更新)
最優秀会員賞を受賞した佐藤文子さんの染め物「再生」=静岡市駿河区で

最優秀会員賞を受賞した佐藤文子さんの染め物「再生」=静岡市駿河区で

  • 最優秀会員賞を受賞した佐藤文子さんの染め物「再生」=静岡市駿河区で
  • 県内各地から寄せられた作品に見入る来場者=静岡市駿河区で
 県内にゆかりのある工芸家による県工芸美術展(中日新聞東海本社後援)が十七日、静岡市駿河区のグランシップで始まった。国内有数の総合展示会「日展」の出展者から制作歴の浅い作者まで、幅広い層の作品百四十九点が展示されている。 (牧野新)
 最上位に当たる最優秀会員賞に輝いたのは、佐藤文子さん(73)=藤枝市=の染め物「再生」。大胆にとった余白と大小さまざまな枯れたハスを組み合わせた構図に加え、色ごとに染色を繰り返す技法で作られている。
 中日新聞東海本社賞を受賞したのは、梅沢幸子さん(49)=富士市=の「透光磁練上茶碗(とうこうじねりあげちゃわん) 爽(そう)」。ライトで照らすと器が透ける爽やかな素材を使い、麻の葉のような模様を練り込んだ茶碗を仕上げた。
 梅沢さんは「コロナ禍で暗くなった世の中を明るくしたいとの願いを込めた。受賞が磁器への注目が高まるきっかけになれば」と期待した。
 会場を訪れた駿河区の新村美子(よしこ)さんは「作品に込められた思いと、技術の細かさが素晴らしい」と展示品を丹念に見て回っていた。
 展示会は入場無料。二十一日まで、午前十時〜午後五時。 

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