本文へ移動

東京湾口でスルメ元気いっぱい! 長井新宿港「小見山丸」から出船

2022年3月17日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
釣行日は多点掛けは少なく2、3点掛けが多い中、横浜市の岡田寛礼さんは直結で5杯掛け

釣行日は多点掛けは少なく2、3点掛けが多い中、横浜市の岡田寛礼さんは直結で5杯掛け

  • 釣行日は多点掛けは少なく2、3点掛けが多い中、横浜市の岡田寛礼さんは直結で5杯掛け
 弥生三月は別れの季節。各地でヤリイカの産卵回遊が見られるが、年魚であるイカは産卵を終えると、その生涯を閉じる。と聞くと何やら物悲しくなるが、東京湾口ではニセイカと呼ばれるスルメの若イカが元気いっぱいに釣れ盛っている。別れの春は出会いの春でもあるのだ。子持ちのイカもウマいけど若イカも負けていない! バリバリ釣っておいしくいただけばイカから元気がもらえるかも? 明るい春になるといいですね〜 (中日釣ペン 粕川晃)

◆釣り場によってはヤリも

<釣り場&概況> スルメは夏のイカのイメージだが、毎年この時季にも相模湾から東京湾口に回遊してくる。
 「今年の群れはデカイみたいですよ。いつもだと2週間程度で居なくなるんだけど、今年は1カ月以上釣れてますからね〜」とは今回訪れた長井新宿港「小見山丸」の小見山俊(こみやま・たかし)船長。
 釣り場は洲崎沖がメインだが3月上旬より沖ノ瀬でも乗りだし、長井沖や城ケ島沖で乗る日もあるようだ。釣り場によってはヤリイカが乗ることもあるが総じてスルメが優勢で、特に小見山丸ではスルメをメインに狙っている。
 サイズ的にはニセイカと呼ばれるやや小ぶりサイズが中心だが、卵を持った大型の個体も交じって良い日には60〜70杯、時には束釣り釣果も聞かれるほどに釣れ盛っている。

◆船長◎14センチヅノ 広く探れる直結

<タックル&仕掛け> 図の通り。釣り場の水深は180〜230メートルと深くオモリは150号を使用している。また速潮の日が多いこともあり竿はスルメ用の胴のしっかりとしたものが好適。軟調のイカ竿でも使えないことはないが、小さなアタリを取ることや扱いやすさで専用の竿にやや劣る。
 イカヅノは14センチが船長のオススメ。「18センチでもいいけれど釣り場は深いし速潮の日も多いから、抵抗が少ない14センチの方が落ちるのも早くて有利だと思いますよ」がその理由だ。また時折交じるヤリイカも18センチにはまず乗らないが、14センチだとそこそこ拾えるのも利点。直結かブランコかは「お好みで」と船長。
 スルメにはツノ数を多くでき、タナを広く探れる直結仕掛けが断然有利だが、バラシが心配な方はブランコ仕掛けで。
 もっかサバはそれほど多くないから、ブランコ仕掛けでも安心して使用できる。

◆しっかりシャクり 小さいアタリつかむ

<釣り方> 「ガシガシ適当にシャクっていれば乗った昔と違い、今ではイカ釣りの中でもマルイカ釣りの次に難しいのでは?」と船長。しっかりとシャクって(誘って)小さなアタリをキャッチし、掛けにいくような釣り方をしないと数が伸びず、ほぼ海底付近がタナのヤリと違い、遊泳層の広いスルメは時に30〜40メートルと広くタナを探る必要もある。
 シャクリは大きくと船長。「深いから小さなシャクリではツノがほとんど動いていない。潮が速い時はなおさら」とのこと。竿先を海面から目の高さ付近までストローク大きくシャクる。段を付けるよりも一段でシャクる方がよく、ゆっくりではなく「キュッ!」とできるだけ鋭くシャクる方がいいとのことだ。
 また仕掛けを落とし込んでいる途中、指示ダナ付近では竿先や糸の動きを注視し、イカの触りを確認することも大事。竿先がかすかに揺れたり落下速度が遅くなったりする程度だが、反応のあったタナ周辺を効率よく釣ることが釣果アップにつながる。
 当日も「水深220メートル。反応は180から210」で投入した折、180メートル付近でイカの触りをキャッチ。そこで仕掛けを止めてもよかったのだが、この時はそのまま底まで落とし込み、底付近で乗せた(多分1、2杯)。普段なら、そのまま、ただ巻きで上げてしまうところを、乗ったイカを落とさない程度にシャクリながら電動中速で巻き上げると、狙い通り180メートル付近で次々と追い乗りし、当日最多の7杯掛けとなった。
 なお「巻き上げは中速以上でガンガン巻いた方がいい。潮が速い時にゆっくり巻いていると仕掛けが斜めになってイカがバレやすいから」と船長。スルメは重量があり身もしっかりとしているから身切れによるバラシは大して気にしなくて大丈夫だ。
<船宿メモ> 小見山丸=(電)046(856)2310。スルメ乗合料金1万円(氷付き)。午前6時集合、集まり次第出船。予約制。
<交通> 横浜横須賀道路衣笠IC〜三浦縦貫道を出て左折、「荒崎入口」を右折し、しばらく直進。道なりに進み長井水産を過ぎて左カーブ後すぐ左側に船宿。乗船場前に駐車場完備(200円)。

◆こちらも出船中

 東京湾口〜相模湾のスルメ&ヤリイカに出船中の船宿は下記の通り。
【勝山港】新盛丸
【金沢八景】一之瀬丸
【松輪間口港】利一丸(仕立専門)
【松輪江奈港】成銀丸
【長井漆山港】光三丸
【葉山鐙摺港】与兵衛丸
【平塚港】庄治郎丸

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ